七尾和ろうそく

 
 
能登半島、七尾市。
 
1650年頃 七尾を領地とした前田家が蝋燭座(ろうそくざ)といわれる蝋燭の製造販売組合のようなものをつくり、各地より職人を集め、蝋燭作りを推奨しました。
 
七尾は江戸から明治にかけ北前船の寄港地として栄えたため、各地の原料を取り寄せ、出来上がったろうそくを各地に運ぶことができ そこから七尾でのろうそくの生産が盛んになっていったのです。
 
 
高澤ろうそく店は明治25年(1892年)の創業以来100年以上もの間 石川県でただ一軒、伝統の七尾和ろうそくを作り続けています。
 
和ろうそくの主原料にパーム椰子や菜種、ハゼなどの植物ロウをつかい、芯は和紙と灯芯を一本一本手巻きしてつくっています。
 
日の暮らしのなかの 穏やかでちょっと豊かなひととき。
 
あなたの生活があかりであふれますように