私たちの役割

 

里山との共生、自然の恵みを慈しむ心を広げます

 

七尾の和ろうそくの歴史的な背景を紐解くと、海運を通じて日本各地との繋がりがあります。和ろうそくは植物生まれの原料を使っており、ロウや和紙・灯芯草など、地域の里山の恵みを分けてもらうことで製品としています。

日本各地の産地と共存することで私たちも成り立ち、和ろうそくを作り続けることで地域の伝統的な風景を保全していくことができるのだと考えます。

 

私たちの願い

 

心穏やかな毎日を過ごしてほしい。

 

和ろうそくのあかりは力強くゆらぐ炎が生まれます。和ろうそくにあかりを灯すことは、こころと身体をつなぐ役割があると考えます。お仏壇で手を合わせ大切な人を想う時間、食事の時間をより豊かにするために和ろうそくに火を灯すこと。またその時間をつくるために火を灯してほしいと思います。炎を眺めるひとときは、心穏やかに心身の安定につながると思います。

 

私たちの価値観

 

知恵と工夫・伝統と革新

 

和ろうそくの芯には知恵と工夫がつまっています。例えば和紙と灯芯草を選んだこと。例えば円筒状にして空気を取り込む構造としたこと。そこには炎を大きく明るくするため、どうしたらよいかという工夫が重ねられていると感じるのです。先人が培った精神を伝統として引き継ぎ、その時々にあったものづくりをしていきたいと思います。